信念が集まってできあがった脳内の統合的なシステム
ブリーフ(信念)とは、脳内の前頭前野や大脳辺縁系に作りあげられた認識のパターンのことです。
そのパターンは情動記憾が元となって作られます。
強い情動記憶は、その人の信念を作り、認識のパターンを作り出します。
その信念はあたかも自分自身の中で決まっているルールのように行動や判断を規定します。
脳内にはそのような認識 のパターンがたくさんできています。
住んでいる国や街やコミュニティーにも、それぞれの法律やルールがあって、それらが集まって システムとなって働いているように、脳内にもたくさんのブリーフがルールとなってシステムが作り上げられます。
それがブリーフ・システム(信念体系)です。
ブリーフ・システムは,私たちのあらゆる判断や行動、そしてアティテュードやパピットを制御します。
ブリーフ・システムに反する判断や行動 は取らないため、人生を変えたければ、このブリー フ・システムを変える必要があります。
ブリーフ・システムを変えるためには新たな ゴールが必要です。
その際のゴール設定のルール の1つが「現状の外側にゴールを設定する」ことです。
つまり、現状 (ステイタス・クオ)とは、 いまのブリーフ・システムが変わらなければ起こり得る未来のことです。