新たなゴールを設定することにより、マインドの 内部の秩序を壊し、新たな秩序を作り上げるため にエネルギーと創造性を発生させる行為。
人間は、個人でも、組織でも、様々な物事について 「こうあるべきだ」「こうなるべきだ」 というリアリティをマインドの内側に持っています。
そして、知覚した外部の情報が、内側のリアリティ に一致するような秩序を常に求めています。
内側 のリアリティと異なる情報が外側にあると、自分 の内外の秩序が保たれず、マインドにとって問題 となります。
そして自分の内外の摩擦を修正し、 秩序を回復しようとします。
この仕組みを利用すれば、新たなゴール設定をすることにより、内面 のリアリティを変え、意図的に秩序を壊すことが でき、ゴール達成のためのエネルギーと創造性を生み出すことができます。
また、外部の情報と内面のリアリティの差が大きいほど、その秩序を回復しようとするエネル ギーと創造性も大きくなります。
そのため、高いゴールを設定すれば、それだけ現状との差が大きくなるので、大きなエネルギーと創造性が生まれます。
ただし、無意識は、エネルギーと創造性が働く方向性までは気にとめておらず、エネルギーと創造性は最も臨場感が高い方に使われます。
そのため、外部の現状より、内而の新しいリアリティの 臨場感を高めないと、ゴール設定しても、そのエネルギーと創造性は、現状に引き炭すために使われる可能性があるので注意が必要です。