信念を基準とした自己調整機能。
人は、信念以上の力を発抑することはできません。
それは、信念を基準に、それを維持し、基準から外れると元に戻すセルフレギュレーション(自己調整機能)の働きがあるからです。
セルフレギュ レーションは,生体に生まれつき備わったホメオ スタシスの働きによるものです。
人は無意識のうちに、現状を維持するために、 ブリーフ・システムに違反する新しい行動を排除します。
信念を変えないで行動だけを変更しよう としても、それは必ず元に戻ってしまいます。
自分の基準に対して、それを上回っても、下回ってもセルフレギュレーションによって、元の基準に戻ります。
情動記憶により、無意識のうちに避ける方向に進むこのようなネガティブな情動記憶 に戻ります。
基準を下回った時には、無意識が元の状態に戻してくれるのは助かりますが、基準を上回った良い場合にも起こってしまいます。
そのため、良い結果を得たいのであれば、信念を変え、基準自体をまったく新しいレベルに移動する必要があります。
セルフレギュレーションによって、維持される一定の範囲がコンフォートゾーンです。